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4コマ漫画 アーカイブ

2008年03月30日

4コマまむが vol38 -年度始めですな-

地位と尿意

世間は人事だ異動だと、何かと忙しい時期です。
かくいう私もなにやらちょろりと役職が変わることになったりならなかったりしますが、まあ何というか、やるこた大して変わりません。

職場にもメールやFAXで、部署が変わった、役職が変わった、人生観が変わった、性別が変わった、宗教が変わった、などニュー年度に向けた人事・異動のご挨拶を頂いたり。
フレッシュですね、新鮮ですね。
幸せそうですね、ねたましいですね、世界中不幸になればいいのに!

まあそんな邪念はともかく。
最近ふと思うのですが、会社にもよりけりですが部署名・役職ってわりと小難しいものが多いなあ、なんて。
シニアなんちゃらグループ クリエイティブなんちゃらの誰それ様、みたいな。

昔は、といっても10年20年前は働いていないので聞いた話でしかわかりませんが……、例えば植田まさしの世界では「ほにゃらら産業 営業 誰それ」と部署・役職は実に単純でした。
課長はうっかりだし、ヒラはかりあげだし、おじいちゃんはンモーでした。

無論、時代が変わり、年功序列でくっきりかっきり決められなくなったことや、ビジネスの速度に対応し責任所在を明らかに出来る細やかな組織体系、会社規模の拡大・縮小に伴う柔軟かつ部署内での風通しをよくするフラットな人事体制などなど、理由があってのことなんでしょうが、「課長」「部長」とわかりやすい昔風の呼称にも良さがあるようにも思えたり。

例えば日本の国技・相撲。
横綱だ大関だというからありがたそうに聞こえますが、「CEO」「シニアマネージャー」「ディレクター」なんて役職名だったらありがたくもなんもありません。
「今場所はウエストカンパニーのCEO・白鵬と、イーストカンパニーの朝青龍が業績を争っています」
みたいな。
これはこれで面白いかもしれないけど、古色蒼然とした名称にはそれなりの力を感じますね。

なので世間様の部署名・役職名にも、昔風の役職が持っていた、もっと直感的にパワーを感じられるものがあってもいいのかなあ、と。
「ドリームレインボー部 夢の代理人・佐藤正さん」とか。
何してる人かはぱっとみわからないのが欠点ですが。

2008年05月25日

4コマまむが vol39 -29歳になりました-

29

なんだかバタバタしているうちにもう5月。
で、あたくし、どういうわけか29歳になりました。

29。
絶望ですね。
世の中真っ暗であります。

というのが世間的にいわれる29歳像で、なんでそうなのかというと30手前だからなんですね。
30というと世間的にも「まじオトナじゃね?」的な見られ方をする年齢です。
みたらし団子のタレをこぼしてYシャツをクリーニングに出しているような年ではありません、ほんとすいません。

というわけであまり好まれない、というか出来れば迎えたくない年の代表格「29歳」
で、あたくしはというと、実はあまり自覚がなかったり。
いえ、まあ、20代ののんきさというのはそれはそれでありがたい、というか「まあ、ちみ20歳だしね」的な見られ方って、使い方次第で大変便利だったりするので、できれば20歳のまますごしたいなあ、というのはありますが。
ま、仕方ないっすよね、人間だもの。

ふうむ、とりあえず、30代迎える前にもうちょっとしっかりしないとなあ。

2008年06月15日

4コマまむが vol40 -うどんは自分で打って食う-

うどん打ち

ここ半年ほど、飲み会・残務などがない日は毎晩、自分で打った麺類を食っています。
基本はうどん、時々強力粉で中華麺やパスタなどを、4日分くらいまとめて打っています。
(中華麺はスーパー・デパートにかん水がなかったため、中華食材店の通販でゲット)

生地を麺状にきってしまうと酸化が早くなってしまうので、一食分づつ団子状態のままタッパーで保存。
食べる直前に延ばして切り、茹でたてを食うとそれはもう、抜群に美味いんですね。

しかも安い。
安い小麦粉ですと1キロ150円しなかったりするのですが、一袋で8食分ほど作れます。
すると1食20円以下。
ダシ等入れても50円未満で作れるはず、非常にリーズナブルですね。

で、さすがに半年も麺類を打ち続けていると、ちょっとは小麦粉のことがわかってくるもので、カッコよく言うならば「小麦粉の声が聞こえてくる」といった状態に。
ボールの中で小麦粉をこねていると、なんとなくどういった味、食感になるか想像できます。
しまいには、水回しがうまく行くと心からハッピーになり、次の日の仕事もノリノリ、という具合に。
「ならいっそうどん屋になれば?」と仕事関係者に言われ、どこに店を出そうかなんて考える次第です。

無論それは嘘ですが、確かに毎晩の食事というわりには、あれこれこだわりが過ぎてる感がある今日この頃。
こだわり、といってもそうたいしたことじゃないのですが、粉は基本、うどんの場合は国産の小麦を使っています。
あともちもち感を出すために米粉かタピオカ粉を程よく混ぜ、風味を出すため全粒粉をブレンド、塩は荒塩などの天然塩を利用しています。

ちなみにうどんの場合、小麦粉は薄力から中力で打つのですが、中華麺など強力粉の製品はあまり国産小麦はむいていないようです。
最近は品種改良でグルテンたっぷりの小麦も出始めているみたいですが、基本、日本は気候や土、品種の関係から、取れる麦のグルテン量は多くないのだとか。

というわけで基本うどん用に購入することになる国産小麦ですが、スーパーなどでは普通1、2種類くらいしかないので、最近は通販などで業務用の小麦に手を出そうかなあ、と。

http://www.paudo.com/

↑こういうサイトを見ているとうきうきしちゃいますね。
すげえ、こんなにいろんな銘柄がある! しかも25キロまとめ買い! 打ち放題! なんて。
かなりの中毒症状ですね、ほんと、困ったもんです。


麦畑

そのためか、バイクでぶらぶら田舎の方をうろついている時、麦畑なんかを見るとうずうずとしちゃいます。
上の写真は今日うろついていた埼玉の小川町ですが、国道を外れた道の両サイドに広々と麦がなびいている様を見ると、「お、麦生産しとる、直販所か道の駅行かねば!」という衝動にかられ、偶然見つけた直販所で地粉をゲットしました。
今は冷蔵庫の中に中華麺が残っているから、次に打つときはこの小麦粉を……、ぐへへ……、とやっていることは案外まともなはずなのに、一気に怪しい人のような気配を漂わせるあたくしでした。

そういえば、僕の好きな言葉のひとつで「麦秋」というのがあります。
これ、麦がとれるのが晩春から初夏なのですが、まるで米がとれる秋口のように、麦畑が黄金色に染まる様子を表す言葉です。

いい言葉ですよねえ、雅ですね、こういう言い回しって。
同時につくづく日本はお米の国なんだなあ、とも(麦メインなら「米夏」なんて言葉が生まれたはずです)。

最近では食糧難だなんだで食料自給率の話がやたらと出ています。
米だけ自給率ほぼ100%で小麦なんてさんざんです、困ったもんです、なんて言ってますが、それ、農家の方々が作っても採算取れないからでしょうも。
海外産の小麦と価格競争で勝てない、米みたいに保護されていない、ぶつぶつ、というのが原因のひとつなんでしょうね。

んー、なかなか難しいもんですね。
多少高くても、うまいもの、自分の「血」に訴えるもの食った方が幸せだぜ、ってなりゃあ状況も次第に変わるような気もしますが……(というか食材が高くなったなんだって言いますが、外食することを考えれば自宅で作るメシの材料なんてそこまで高いとは感じないのですが、どうなんでしょう?)
需要があれば供給がある、ブランドに価値を見出す人がいればブランドを作る人が成り立つ、というわけで国産品の復活には、食う側の「信号」も必要なのかと(自国全体の経済活競争力がどうのこうのとか、市場原理主義・自由貿易の中で、工業生産で黒字を出し続ける我が国の「人質」となっている農業を云々、というのを考えなければ、なんでしょうけれども)

田舎のほうに行くと、減反のせいか「何もしていない荒地」が結構あったり。
一度雑草がびっしりはえると、畑を蘇らせるのにはかなり労力と時間がかかるのだとか。
ふーむ、なんてちょっと考えちゃったりしますね、都会でだらだらデスクワークしている人間がえらそうに語れる話じゃあありませんが。

2008年08月13日

4コマまむが vol41 -ヒゲをはやせば良いじゃない-

ヒゲ

女性のおしゃれ、というと化粧ですが、男のおしゃれといれば、もちろんヒゲです。
だって、女性がヒゲはやしていたら、そりゃおしゃれじゃありません。
ヒゲ面の男が、んーマンダム、なんて言っているからおしゃれなのです。
(ん? あれって、ヒゲ剃った後のCMでしたっけ?)

そんなわけで、男のたしなみ、ヒゲ。
なのですが、普通に社会人として働いていると、あまりヒゲをのばす機会はありません。
我が国では、ヒゲはチンピラか権力者、フーテン、学生、ヒッピーくらいしかはやさないからです。
つまり権力者とヒッピーは同類ということですね、意味深ですね。

例えばなんちゃら商事の営業さんが、「うちの商品どうですか?」と言いつつ、たくわえたヒゲが鼻にはいってくしゃみなんてしていたら、そりゃ営業成績ダダ下がりです。
そんなわけで、社会人は家庭を守るため、あまりヒゲをはやしません。

ですが、一部の職業の人々はわりと平気ではやしていたり。
例えば書籍の編集者とか、クリエイティブだなんだと、おおよそクリエイティビティを感じないツラでえらそうなことをのたまっている、そういった類の人です。
つまり僕ですね。

僕も一時期、ヒゲをはやしていたことがあったのですが、どうもうざったくなり、また鏡に映る自分のうざったいヒゲヅラが嫌になり、剃るようになりました。
が、ただいまお盆休み中。
家で仕事の続きはやっているのですが、一応外面では休みということになっているので、ここぞとばかりにだらけていると、自然ヒゲが伸びてくるわけです。
で、本日、めでたく仕事関係者からメールと電話を頂きまして、職場に出ないといけないことに。
ちったあ休ませてくだせえよ、ほんま、なんて頭をぼりぼり出てみたら、人々の蔑みの目。
あ、ヒゲ剃ってくるの忘れてた。
ああ、衆目がまるでヒッピーか権力者を見るかのよう……。

そんなわけで教訓。
ヒゲを延ばしたければヒッピーになれ、ということですね。
……どうすればヒッピーになれすんすかね? リクナビでも見ようかな。

2008年08月16日

4コマまむが vol42 -名刺-

名刺交換

社会人たるもの、初見の方とは名刺交換を、というのは基本のたしなみとして行いたいもの。

そういえば名刺というと、一般に「名刺サイズ」なのですが(そりゃそうだ)、時々ファンキーなサイズの名刺を頂いたりします。
小さかったり大きかったり、変わった形に断裁したものなど、まちまち。
が、これ、市販の名刺フォルダーとかに入らないので、なかなか保管が大変だったり。
コスト削減とか印象深い名刺を、というのはあるのでしょうが、この手のものは皆々様空気を読んで同じ型、出来れば横置きだと管理しやすいのになあ、なんて思うのはあたしの心が狭いからでしょうか?

個性的な名刺、といえば以前、「アタリ付名刺」なんてサービスがある、というニュースを見かけたことがあるのですが、実物をみたことがありません。
はやらなかったんすかね? まだ使っている人と一度名刺交換してみたいなあ。
アタリって何があたるんでしょうか? マンションとか車っすかね?
まさかノベルティみたいなもんじゃないですよね、ほんま。

さてそんな名刺ですが、最近はケータイの機能にも名刺リーダーなどあり、使ってみると異様に正確に文字を読み込んでくれたりで、ジャパンの技術はすげえなあ、などと思うばかり。
ほしいなあ、と思うこともあるのですが、「実際使うか?」といわれると、そうでもねえなあ、まあいいか、となるのが最近のケータイの充実機能。

というか、PCで管理するくらいなら、そろそろ名刺もネット化していいんじゃねえの、どうなのよ、と思うのですがどうなんでしょう。
無論、「WEB名刺」みたいなものはずいぶん昔から存在しますが、いまいち定着していません。
個人情報云々もあるのでしょうが、なんだかんだでアナログのよさというのがあって、例えば初見で会議の時など、名前があやふやなときはテーブルに席順どおり並べておいたり、というのは良く見かける光景で、これは名刺が「モノ」だからできることですね。
でもケータイのモニターなんかでもできるっちゃあできるような気も。
アナログ的な使い方も出来るデジタル名刺って、どこかで出来て、しかも定着するまで張り切ってくれるとこ、ないんすかね?

2008年08月17日

4コマまむが vol43 -メイクアップ-

メイク

先日、とあるライターさんとちと化粧について話をしていました。
無論、あたくしは男ですのでメイクのなんたるかなんてわからないのですが、つくづく「女性は大変ざますわね」と思うばかりです。

クソ忙しい朝っぱらからファンデだマスカラだシャドーだなんだと時間をとられ、くたくたになって帰ってきたらメイク落として化粧水つけて乳液ぬりたくって……、と考えただけで疲れそう。
それを毎日やるのですから、母は強し、女はさらに強しといった感じでしょうか。

ちなみに僕、かつて2度ほど化粧をぬったことが。
もちろん女装の趣味があるわけでもなく、そっちの気があるわけでもなく、出し物やちょっとした舞台に出るためだったのですが……。
男のメイクというのはいかにも「男のメイク」というやつで、気持ち悪いだけの代物になっちゃいますね。

いえ、素材が悪いって理由だけではなく、おそらくどんな美形の男性でもきっと気持ち悪いかと。
なんせ骨格も肉付きも違いますしね、こればっかりはホルモン注射でも打つかモロッコに行くかするしかないかと。

そういや男といえばヒゲがはえるイキモノなのですが、あたくし、最近面倒になりヒゲそりをT字から電気シェーバーに変えました。
が、どうもちょっと変なはえ方をした産毛みたいなヒゲがうまくそれず困ったり。
仕方がないのでビックカメラで女性用フェイスシェーバーを買いにいくはめに(あれって細かい毛もそりやすくて良いんですよねえ)
が、鼻歌交じりにそのコーナーにいくと、どうも周りの女性陣に変な目で見られてしまう29の男(=僕)。

いえいえいえいえ、違うんです、何が違うか判らないけれども、とにかく違うんですよ。
男だって便利なものは、使いたいんすよ。
女性だってバーリバリ毛ぇ剃りたいとき、こっそり男用シェーバーでバーリバリやっちゃうときだって、あるでしょうよ、ねえ?
というかコーナーもそうですが、パッケージもいかにも「女性しか使えませんでっせ」みたいなのにするの、ちとどうにかなりまへんかねえ。
中性的なパッケージにするとか……。

2009年01月03日

4コマまむが vol45 -やおいとBL-

男好き

気がついたらもう年明け。
ニュースをみたら、昨年末もコミケなるイベントが大盛況で、不況も吹き飛ばす勢いだったのだとか。
今では国の首相も注目するアキバ系文化。
どうも汗臭い・脂臭い・男臭いの3拍子そろったイメージがありますが、一方で女性向けの、そういうジャンルも確たる地位にあるのだとか。

いわゆるやおいとかBLとか言われている、アレ的なアレですが、以前詳しい人にそのジャンルでどういう表現がなされ、どういう妄想を膨らませているか聴いたことがあって、それはそれは実に興味深かったです。
無論、世界で一番女性好きをモットーとするあたくし、ホモホモした世界にはまるで興味がないのですが、いやあしかし、すごいですよね、女性の妄想。

我々、一般男性がイメージする、いわゆる「ホモ」とはちょっと違うようです。
なんというか、肉欲的な感じとか、直感的なイメージではなく、ある種のもどかしさやらじらし、背徳感を楽しむ世界のようです。
まあようは一般書籍の男性誌・女性誌の違いに近いですね、いずれにしても女性の主観のためのブツなので男心のホントーのところというのは、やおいだBLだには含まれていないように思えます。

なんにしても自分が楽しいと思えることを楽しく楽しむ、というのが良い生き方かと。
そういや僕が今楽しみにしているのはおニューのバイク。
昨年末には届くはずだったのに結局年が明けてしまいました……。
はよこねえかのう。

2009年03月01日

4コマまむが vol46 -ファミコン世代-

ゲイム

わたくし、何を隠そう「ファミコン世代」であります。
ファミコン世代、というのがどの年代層なのか、はっきりした定義はないのでしょうが、発売したのが1983年、スーパーファミコンが1990年だったことを考えると、その間7年間を感性豊かな少年・少女として過ごした世代かと。
おそらくは俗に言うアラサーと呼ばれる年代層とダダかぶりなように思えます。

で、任天堂に薫陶を受け育ったあたくし。
(といっても、我が家の躾上、ファミコンを入手したのは世間よりだいぶ遅れてなのですが……)

先日、ニコニコ動画なるものを見ていたところ、次のような動画に出くわしました。

なんだかんだで今年30を迎える妙齢の青年としては、時にファミコンのことを思い返す機会があると、「なつかしい」と思えてくるわけであります。
この動画はまさに「なつかしい」、なんですね。

最近はめっきりゲームなどしなくなったあたくし。
でも昔は、14インチの厚型テレビに映し出された、8ビットの幻想世界に夢中になったものです。

むろん、「昔は良かった」などと味気ないことを言うつもりはございません。
良くも悪くも、あらゆる人にとって「青春時代こそ一番輝いているもの」です。
10年後、プレステ世代にとって省みるべき過去は「ファイナルファンタジー7」かもしれません。
そんなわけで、現状のゲームがどうのこうのということはないのですが、ファミコン世代としては、ファミコンって良かったなあ、と、こう、しみじみ思い出せる良い動画かと。

そういえばこの動画に張られているソーシャルブックマークのコメントもステキな一言が。

「結局僕らはいつまでたってもアリアハンから出られない」

上手いですね、こういう言い回し。
故郷は遠くになりにけり、と思っていた自分を鑑みると、どこかしら原点につながる「なごり」があるものです。
そういった、過去とのつながりを楽しむのも、加齢の良さかと。

しかしゲームも世の中も大概進化していますが、子どものころ抱いていた進化度に比べ、早いのか遅いのかイマイチピンとこないところが。
多分それは、抱いていた未来の像がドラえもんであり、星新一であり、サイバーパンクだったからではないかと。
ファミコンがPS3になった「程度」の進化がこの先30年の進化度だとしたら、60歳を迎えるときに体験する世界のありかたに、ちょっぴりガッカリしそうな気がするのは、あたくしだけでしょうか?
まあ、それは今の60歳の眼にうつる感慨と変わらないのかもしれませんね。
世代は変わっても、人のあり方は変わらないのかもしれません、ふうむ。

2009年04月05日

4コマまむが vol47 -九州-

ゲイム

気がつけば新年度。
桜舞い散る気持ちの良い季節。
新卒者たちが「ここはオレが働くに値する場所じゃない」と歓迎会翌日に職場を去ったり、卒業式に憧れの先輩からもらった第二ボタンを制服に入れっぱなしでクリーニングに出して紛失したりする季節ですね、Good season!

それはまあいいとして、あたくし、先月中ごろ、九州まで行ってきました、バイクで。
年度末なんで有給でもとりましょか、そうしましょか、と一週間ほど休みを頂いてぴゅーっと。
途中、名古屋や大阪の知人と会ったりしながら、まあなんとかかんとか九州まで。
いやあ、やっぱり東京からだと遠いですね、九州。

生まれも育ちも九州は大分県民のあたくしですが、バイクで九州に帰ったのはこれで2回目。
いつもは飛行機で帰るのですが、陸路で帰ると、しみじみ「遠くへ来たもんだ」と思うばかり。

高原

で、折角九州に帰ったのだからと九州中をぐるぐる回っていたのですが、やっぱりまだ寒い季節、高原ツーリングにはちと早い感がありました。
ゴールデンウィークくらいになると、新緑も芽生え気持ちが良いのでしょうけどねえー。

そういえば先日、高速1000円になる例のあれのため、ETCをつけたのですが、やっぱり快適ですね。
「愚策だ、既得権益だ」と言われ、おそらくはそうなんでしょうが、つかえるもんは使っておいていいような気が。
ちょいと露天風呂につかりに、山梨あたりにぴゅーと行きたいものです。

2009年05月06日

4コマまむが vol48 -ゴールデンウィーク-

お医者様でも草津の湯でも

今年もゴールデンウィークがやってきて、終わろうとしています。
東京はあいにく雨で、バイカーにとっては帰宅部化せざる終えないGW終盤となっております。

ところで、今年はETC割引も拡大したりと、遠出にはなかなか好条件。
ということで草津やら館山やら、そこそこ遠い日帰り地を中心にあちこち行ってまいりました。

特に前々から行きたかったのが、草津志賀道路。
これ、知る人ぞ知る「雪の回廊」が見られる道路なのですが、ちょうどこの時期、冬季封鎖から解き放たれた道が、初夏の陽光に地肌を露にするわずかな期間だけ見られるレアな光景でして、今年こそはと行ってまいりました。


降りたのは上信越道の碓氷軽井沢IC。
まぶしい緑の草地の向こうに、白い絹まとう山肌がまぶしく、期待に胸膨らませるあたし。



と、折角ここまで来たのだからと、寄り道。
嬬恋パノラマライン経由で草津に立ち寄りひとっ風呂。
町全体が温泉地である別府有する大分出身者としては、ちょっと「ふん、うちの方がすごいんだからね。か、勘違いしないでよね! ちょっと試しに入っただけなんだから!」とツンデレってみたりするのですが、やっぱり銘湯、いい温泉です。

5月とはいえ山間部、まだまだ冷える空気にさめきった体もぽかぽか、回復。
ついでに蕎麦なんどすすったあとで草津志賀道路入り。



いやあ、圧巻ですね。
本当に、背丈をゆうに越す雪の回廊が続いていました。
満足、満足です。
ただ、雪が積もっている、ということは当然道路も凍結するに足りる気温。
特にトンネルあたりは肝が冷えます。
(バイカーの方は判ると思いますが、いわゆる、凍結してそうな予感がする「あの」アスファルトの色とタイヤの感触なんですね)
これから行く、という方はぜひぜひお気をつけ下さいまし。

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