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4コマまむが vol38 -年度始めですな-

地位と尿意

世間は人事だ異動だと、何かと忙しい時期です。
かくいう私もなにやらちょろりと役職が変わることになったりならなかったりしますが、まあ何というか、やるこた大して変わりません。

職場にもメールやFAXで、部署が変わった、役職が変わった、人生観が変わった、性別が変わった、宗教が変わった、などニュー年度に向けた人事・異動のご挨拶を頂いたり。
フレッシュですね、新鮮ですね。
幸せそうですね、ねたましいですね、世界中不幸になればいいのに!

まあそんな邪念はともかく。
最近ふと思うのですが、会社にもよりけりですが部署名・役職ってわりと小難しいものが多いなあ、なんて。
シニアなんちゃらグループ クリエイティブなんちゃらの誰それ様、みたいな。

昔は、といっても10年20年前は働いていないので聞いた話でしかわかりませんが……、例えば植田まさしの世界では「ほにゃらら産業 営業 誰それ」と部署・役職は実に単純でした。
課長はうっかりだし、ヒラはかりあげだし、おじいちゃんはンモーでした。

無論、時代が変わり、年功序列でくっきりかっきり決められなくなったことや、ビジネスの速度に対応し責任所在を明らかに出来る細やかな組織体系、会社規模の拡大・縮小に伴う柔軟かつ部署内での風通しをよくするフラットな人事体制などなど、理由があってのことなんでしょうが、「課長」「部長」とわかりやすい昔風の呼称にも良さがあるようにも思えたり。

例えば日本の国技・相撲。
横綱だ大関だというからありがたそうに聞こえますが、「CEO」「シニアマネージャー」「ディレクター」なんて役職名だったらありがたくもなんもありません。
「今場所はウエストカンパニーのCEO・白鵬と、イーストカンパニーの朝青龍が業績を争っています」
みたいな。
これはこれで面白いかもしれないけど、古色蒼然とした名称にはそれなりの力を感じますね。

なので世間様の部署名・役職名にも、昔風の役職が持っていた、もっと直感的にパワーを感じられるものがあってもいいのかなあ、と。
「ドリームレインボー部 夢の代理人・佐藤正さん」とか。
何してる人かはぱっとみわからないのが欠点ですが。

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