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焼き鳥

焼き鳥

世界で何が一番うまいかと聞かれたら、僕は自信をもってこう答えます、「決められません」。

まあ、やっぱ、好きなもん多いですし、そんな断定なんて、ねぇ。
ですが、トップ候補というか、1位集団の中のものとしては、「焼き鳥」を押したいですね。

焼き鳥、うまいですね。
庭で飼われている鳥(俗に言う鶏)を焼いて食すだけの単純な料理ですが、不思議なくらい酒にあうつまみになります。
また雰囲気も味わいのひとつで、焼き鳥屋の前でたなびく煙や炭火の香り、店主との距離なども含めてひとつの味わい深い「焼き鳥的世界」をかもし出しています。

ところでジャパンでは、古くより焼き鳥にまつわる二つの相対する意見をめぐり、激しく論戦が繰り広げられてきました。
いわく「焼き鳥に合うのはタレか塩か」というやつです。

おそらく自称焼き鳥通の人は「素材の味がわかる」とかなんとかで「塩派」が多いかと思いますが、僕はハト派のタレ閥だったりします。
塩で食うのがうまいのもわかるのですが、塩ってただ塩振りゃあいいだけです、焼き鳥屋に楽をさせすぎです(焼き鳥屋さんに怒られそうですが)。
タレの場合、焦げないように火加減を調整しないといけませんし、店独自の熟成やら隠し味など、オリジナルの味わいも楽しめます。

また、肉には甘い味付けが合います。
鴨肉のソースにはよく甘めのお酒や果物を利用しますが、鶏もまた甘辛いタレが抜群に合うんですね。
さらに、同じ値段ならきっとタレの方がコスト高だと思います、店に損害を与えるためにもタレを選ぶべきなんですね。
タレ万歳、もっとタレ選びましょう。

ところで、なんでこれほどまでにタレを押している僕なのに、「ハト派」などとぬるい立場をとっているのでしょうか。
ええと、ぼんじりとか明らかに塩で食った方がうまいですよね。
あとね、手羽やささみ、アスパラ巻きとかも塩以外考えられまへん。
つくねなんかはタレが定番ですが、時に塩でくっといくと、肉本来の味がぎゅっと楽しめます。
やっぱケース・バイ・ケースということでんな。

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